モラハラ夫は離婚調停をしているのに、直談判をしようとしてきました。
丁重にお断りをし、第2回離婚調停の期日を迎えました。
第1回離婚調停を欠席しているモラハラ夫。
モラハラ夫は、私が何か行動を起こすと「勝手に」と非難し、自分の思い通りにならないことには強い抵抗を示す性格です。
そのため、第2回離婚調停に出席するかどうかは、全く予測がつきませんでした。
そこで今回は波乱の第2回離婚調停についての体験談を書きました。
前回同様、私は片道3時間の電車移動で家庭裁判所に到着しました。
モラハラ夫に出くわさないように、細心の注意を払って駅から家庭裁判所へ向かった努力実ったのでしょうか。
ロリポップ!【モラハラ夫との離婚体験ブログ】第2回離婚調停に持参したもの
第2回離婚調停は、第1回から約2ヶ月後に開かれました。
第2回の離婚調停に用意して持って行ったものは4点です。
HSPで過度の心配性な私は、その場で考えて発言することが苦手です。
そのため、自分の特性を理解し、対策を講じることが重要だと思っています。
特に、離婚調停のような特殊な場面では、準備を徹底的に行うことを欠かせませんでした。
同じようにHSPで悩む方々にも、自分の特性を理解し、準備を徹底することで、どんな困難な状況にも対応できるということを伝えたいです。
自分を知り、自分に合った方法で対策を講じることで、安心して重要な場面に臨むことができるようになりますよ。
【離婚調停に持参したもの】陳述書
内容は前回とほぼ同じですが、1回目と2回目の離婚調停期日の間に起ったことを追記しました。
私はHSPで心配性なため、当日その場で冷静に発言できるか不安があります。
そのため陳述書は、調停の場で自分の主張や状況を明確に伝えるために私にとっては非常に重要です。
離婚調停の場では、感情的にならず冷静に対処することが求められます。
私の場合、陳述書を持参することで、緊張した場面でも自分の主張を一貫して伝えることができましたよ。
【離婚調停に持参したもの】金銭実績
モラハラ夫は別居当初、別居中にかかったお金は払うと言っていました。
その場には、私は不在でしたが私の両親とモラハラ夫の母親もいました。
しかし払うことはありませんでした。
そして私に対する借金がありました。
この借金についても返すと言っていましたが、すっとぼけていました。
今までもこうやって丸め込んできて、逃げてきたのでしょう。
しかし離婚調停・離婚裁判の中で私は戦います。
その一覧をExcelでまとめて表にして、総額を出し資料として持っていきました。
【離婚調停に持参したもの】言動一覧
精神的暴力=モラハラは立証がしにくいです。
なので、なかなか離婚理由として認められません。
どうやったら提示できるのか考えたところ、学生時代から書いていた日記が役に立ちました。
日記でだいたいのことは書いてありました。
言われた言葉や精神的暴力を日記から探して、記憶と日記を照らし合わせて一覧にしました。
日付については、事実として認定しやすくなると思ったので書きましたよ。
【離婚調停に持参したもの】主張内容(カンペ)
カンペの内容は陳述書と同じですが、より話しやすいように自分の話し言葉を追加し、メモを取れるように余白も設けました。
カンペを準備したのは、私がHSPで心配性なため、緊張のあまりその場でうまく話せない可能性が高かったからです。
陳述書の内容を確認し、それをカンペに落とし込みました。カンペには、自分が強調したいポイントや、感情を込めて話す部分を明確に記載しました。
カンペを作成する過程で、自分の話し方や言い回しを考えることができたのも良かった点です。
緊張しやすい私にとって、自分の言葉で話す準備をすることは大切でしたね。
モラハラ夫との離婚体験記 第2回離婚調停開始
第1回離婚調停と同じく調停員・調査官の3名がいます。
一度は会っているものの、HSPの私は人見知りが爆発してしまいます。
はじめは目も合わせられませんでした。
調停室に入ってすぐ言われたのが、前回欠席したモラハラ夫は今回は出席しているという報告です。
会わないように配慮していただいているため、その実態はわかりません。
ただ、同じ建物内にいると思うと動悸がして泣きそうになるのをぐっと堪えて戦闘モードに入りました。
【モラハラ夫との離婚体験ブログ】第2回離婚調停内容
前回の第1回の離婚調停を欠席し、間に直談判をしようとしていたモラハラ夫。
ついに第2回離婚調停に現れました。
下記は主張をしてきた内容です。
離婚は認めない
別居を認めていないからお金(婚費)も出さない
自分が1番で自分中心に考えていて卑下するモラハラ夫を、こちらから何も言っていないのに自ら表現してくれました。
調停員、調査官の方々も苦笑いで私に話されました。
【モラハラ夫との離婚体験ブログ】慰謝料請求
離婚調停から精神的暴力=モラハラに対する慰謝料請求をしています。
日常的に言葉や態度で私を追い詰めるモラハラ夫の行為は、深刻な精神的ストレスを引き起こしました。
モラハラは目に見えないため、証拠を集めることが非常に重要です。
私は過去のメールやメッセージ、日記などを証拠として準備し、離婚調停の場で具体的な事実を提示しました。
慰謝料請求は感情的に難しい局面が多いですが、自分のために正しいことを行っているのだという自信を持ってください。
慰謝料はどのような時に請求できるのか、簡単に説明いたします。
【慰謝料請求】不貞
簡単にいうと、不貞とは不倫や浮気のことを指します。
不貞行為は法律上、不法行為とみなされます。
結婚生活において、夫婦はお互いに貞操義務を負っており、この義務を破る行為は「貞操義務違反」として慰謝料を請求することができます。
不貞行為があった場合、まずは証拠を集めることが非常に重要です。
証拠がなければ、不貞行為を立証することが難しくなり、慰謝料請求も難航する可能性が高いです。
例えば、浮気相手との写真や二人の親密なやり取りを示すメッセージは強力な証拠となります。
また、不貞行為が発覚した時期や場所を記録することも大切です。
これらの証拠を整理し、一貫性のあるストーリーとして提示することで、調停や裁判での説得力が増します。
【慰謝料請求】悪意の遺棄
悪意の遺棄とは、婚姻関係を続けるのが難しいとわかっていながら、その行動をしていることを指します。
これは難しい言葉ですが、具体的な例を見ていくと理解しやすくなりますよ。
悪意の遺棄には、民法第752条を放棄することです。
悪意の遺棄:同居義務違反
悪意の遺棄には「同居義務違反」が含まれます。
配偶者としての同居義務を意図的に放棄し、婚姻関係を破綻させるものであり、悪意の遺棄とみなされることがあります。
ただし、一概に同居していないからといって、すぐに悪意の遺棄が認められるわけではありません。
例えば、仕事の都合や病気の治療など、正当な理由があって一時的に同居できない場合もあります。
重要なのは「悪意」という言葉が示す通り、意図的に婚姻関係を破壊しようとする行動が伴っているかどうかです。
悪意の遺棄:協力・扶助義務違反
上記例は、夫婦関係が破綻していま夫婦としての基本的な義務を放棄し、婚姻関係を意図的に破綻させるものです。
夫婦は互いに協力し合い、扶助し合う義務を負っています。
この義務を果たさない行為は、夫婦関係の根幹を揺るがす重大な問題です。
例えば、配偶者が仕事を辞めた場合や、病気や事故で働けなくなった場合でも、生活費を提供しないことは協力・扶助義務の違反となります。
また、病気になった配偶者を無視し、看病をしないことも重大な義務違反です。
【慰謝料請求】DV(domestic violence)・モラハラ(精神的暴力)
身体的・精神的暴力も慰謝料請求ができます。
今回の私はこの項目から慰謝料請求をしました。
身体的暴力の場合は、怪我の写真や医者の診断書が証拠になります。
怪我の具合や治療の過程を詳細に記録することで、具体的な被害を示すことができます。
一方、精神的暴力、いわゆるモラルハラスメント(モラハラ)の場合は、証拠を集めるのが一層難しくなります。
録音や録画は重要な証拠となりますが、それだけでは不十分な場合もあります。
モラハラは目に見えない傷を与えるため、その被害を証明するためには、多角的な証拠が必要です。
例えば、日常的に投げつけられた言葉や態度を日記として詳細に記録することが有効となります。
日記には具体的な日付や状況、相手の発言や行動を記載してください。
また、精神科や心療内科への受診とその診断書も重要な証拠となります。
モラハラの場合、立証が難しいため、地道に数を多く集めて証拠とするしかありません。
私もこの方法で証拠を集めました。
毎日の生活の中で、少しずつ積み重ねることで、ようやく全体像を証明することができるのです。
時間はかかりますが、地道な努力が最終的に実を結ぶことを信じて、記録を続けることが大切ですね。
【慰謝料請求】慰謝料の相場
これらの相場はあくまで目安であり、具体的な金額は個々のケースにより異なります。
慰謝料を請求するためには、請求側が証拠を押さえなければなりません。
証拠がなければ、慰謝料請求はもちろん、離婚原因の立証も難しくなります。
証拠を集める過程は辛く、時に心が折れそうになるかもしれません。
しかし、自分の権利を守るためには、この作業が不可欠です。
私自身も、離婚調停に備えて証拠を集める中で、何度も心が折れそうになりましたが、モラハラ夫と離れるために乗り越えました。
精神的暴力(モラハラ)の立証について
弁護士さんからは不貞が原因だと慰謝料は認められる可能性が高いとおっしゃっていました。
けどモラハラ=精神的暴力の場合、慰謝料が認められた判例が少ないということでした。
「慰謝料を主張するだけはできる」
その言葉で慰謝料を請求しました。
立証できるだけの証拠となるかはわかりませんが、日記をつけていたことと心療内科に通っていて診断書を出しました。
調停不成立となっても、この証拠は裁判でも生きるとも考えました。
慰謝料は請求したものの、期待はしていません。
それよりもモラハラ夫に精神的暴力をしているということを認識して欲しかったいうのが本音です。
だから夫婦関係は続けられれないと。
モラハラ夫にはその理解は・・・まぁ無理ですよね。
気づいたのか?それとも気づかないままだったのか?
【モラハラ夫との離婚体験ブログ】第2回離婚調停終了
30分を2回ずつ行い、第2回離婚調停は終了しました。
第2回離婚調停は、はじめて出席したモラハラ夫の主張を聞く回になりました。
離婚調停終了後は、次回の離婚調停期日を決めます。
次回の調停期日を決めます。
私の場合離婚調停は合計6回行いました。
離婚調停は1回目と2回目の間は期間が空きましたが、3回目から6回目まではだいたい月1回のペースで行われました。
【モラハラ夫との離婚体験ブログ】第2回離婚調停 モラハラ夫は果たして来るのか?
そこで今回は波乱の第2回離婚調停についての体験談を書きました。
- 【モラハラ夫との離婚体験ブログ】第2回離婚調停では、更新した陳述書を持参!
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- 【モラハラ夫との離婚体験ブログ】精神的暴力(モラハラ)への慰謝料請求!
- 精神的暴力(モラハラ)の立証は難しい!
第2回の離婚調停は、モラハラ夫の主張のみの展開となりました。
今まで逃げてきたので、第1回離婚調停を欠席し逃げられると思っていたのかもしれません。
第3回・第4回と離婚調停の期日を迎えましたが、進展はありませんでした。
そこで第4回と第5回の離婚調停の間に新展開がありました。
調査官調査の家庭訪問です。
調査官調査の家庭訪問の実際の体験したブログって少ないので、次回はその時の様子を書きます。
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