いよいよ本人尋問が始まります。
離婚裁判(離婚訴訟)での本人尋問の体験を書いたブログってなかなかないですよね。
そこで今回は前回に引き続き、離婚裁判(離婚訴訟)の本人尋問の流れを実体験を交えて書きました。
自分自身の経験を通じて、同じように苦しんでいる人に少しでも安心感を与えることができれば幸いです。
離婚裁判(離婚訴訟)という大きな壁に立ち向かう勇気を持つための一助になれば!
ロリポップ!【モラハラ夫との離婚体験】本人尋問が始まる前の傍聴席
書記官に呼ばれ、弁護士(代理人)と一緒に待合室から法廷へと向かいました。
法廷では前の期日の人が判決を受けていました。
どうやら同じ離婚事案だったようです。
1人の女性が座っていて、願っていた結果だったようでうれしそうにしていました。
私は傍聴席で判決を聞きながら、弁護士(代理人)と話をしていた時に事件が起こりました。
モラハラ夫の母親が、弁護士(代理人)の隣に座っていた私の前に来て
おいもだんご(私の名前)ちゃん、〇〇(子ども)を育ててくれてありがとう
と私の手を取りながら言ってきたのです。
私は激しく動揺しました。
何も反応することはできません。
ただどこか俯瞰で見ていた自分がいて、ここで反応したら負けるとも思いました。
隣に座っていた弁護士(代理人)も啞然していました。
一瞬時間が止まりましたが、弁護士(代理人)が止めに入ってくれました。
これはモラハラ夫側の作戦なのか?
いやもともとモラハラ夫の母親は空気を読めない人だった気がする・・・だから天然か?
本人尋問に集中したいのに、そこで出鼻をくじかれました。
このことは後の遺産相続でも出てくることになります。
【モラハラ夫との離婚体験】いざ証言台へ
離婚裁判(離婚訴訟)の期日を迎え、いよいよ本人尋問が始まりました。
証言台に立ち、正面を見ると裁判官と書記官がいました。
その光景は、まさにテレビで見た裁判のシーンそのものでした。
まさか自分がここに立つとは、複雑な心境です。日常の延長線上には到底考えられない状況に、自分自身が存在していることに驚きです。
緊張の度合いは言葉にできないほどで、心臓の鼓動が耳に響くほどでした。
先ほどのモラハラ夫の母親との出来事が頭をよぎり、心の中は混乱と不安でいっぱいになりました。
まさに心がぐちゃぐちゃな状態です。
証言台に立つ瞬間まで、自分がここに立つことの現実感が薄かったのですが、いざその場に立つと、重圧が一気に押し寄せてきました。
【モラハラ夫との離婚体験】本人尋問開始
証言台に立ち、裁判が開廷しました。
いよいよ本人尋問の開始です。
タオルを握りしめながら裁判官の言葉を待ちます。
私から見て右側にはモラハラ夫がいます。
モラハラ夫の存在を感じるだけで心が揺れ動き、過去の苦痛が蘇りそうになるのを必死で抑えました。
視界にモラハラ夫を入れないようにし、自分の証言に集中することを考えます。
モラハラ夫の姿を見てしまえば、冷静さを失ってしまうと思ったので。
【本人尋問開始①】人定質問
まずは、裁判官から当事者かどうかの確認のために人定質問がされます。
私の人定質問は2つのみでした。
自分のことを聞かれるのでここは力まず、しっかりと裁判官を見て答えました。
モラハラ夫の前で声を発するのは数年ぶりです。
HSPの私ですが、強い意志を持って離婚裁判(離婚訴訟)に臨んでいることを心がけました。
【本人尋問開始②】宣誓書
人定質問が終わると宣誓書に記名捺印をして、証言台で朗読をします。
離婚裁判(離婚訴訟)の本人尋問の際には、印鑑が必要です!
私の場合は1人で証言台で読み上げました。
緊張で声が震えるし、右側にはモラハラ夫がいてさらに不安と恐怖が増しました。
後日聞いた話で傍聴席にはモラハラ夫の母親だけでなく父親もいたそうです。
【モラハラ夫との離婚体験】本人尋問の主尋問
まずは原告の私から本人尋問が始まります。
本人尋問の主尋問は原告代理人(弁護士)からの質問を受けます。
代理人(弁護士)はプロなので慣れたものです。
いつもは難しい顔をしていますが、主尋問では笑顔で質問してくるので、そのギャップに驚きながらも練習通りを心がけて質問に答えました。
私の緊張はマックスです。
ハンドタオルを握りしめ、いや絞っていました。
右側の被告席にはモラハラ夫がいますが、視界に入れないよう真っ直ぐ見ていました。
傍聴席にいるモラハラ夫の両親と妹は存在は全く気にならないくらい集中しました。
【モラハラ夫との離婚体験】傍聴席にモラハラ夫の家族
短いモラハラ夫との結婚生活で、モラハラ夫の家族の関係がいまいち理解ができませんでした。
傍聴席については私は余計なものは視界にいれないようにしていたため、後に弁護士(代理人)から聞いた話です。
ここで疑問に思うのがモラハラ夫が本人裁判をしていることです。
傍聴席に座っている両親は、弁護士費用の協力をしていないわけです。
それなのに傍聴席に離婚していて、母親は新しい夫がいるのにもかかわらず隣同士で堂々と座っています。
後日弁護士(代理人)から聞くと、親権獲得へのアピールではないかという見解でした。
離婚自体で争っているのに、おかしいですよね。
しかもモラハラ夫の両親はかなり高齢です。
プラスに働くとは思えない
プロが見てもそう思う傍聴席でした。
まとめ:【モラハラ夫との離婚体験ブログ】離婚裁判(離婚訴訟)の本人尋問で出廷 その2
このページではモラハラ夫との離婚体験の離婚裁判(離婚訴訟)の本人尋問で出廷その2を書きました。
- 【モラハラ夫との離婚体験】本人尋問が始まる前のにモラハラ夫の母親が襲来!
- 【モラハラ夫との離婚体験】いざ証言台では宣誓をする!
- 【モラハラ夫との離婚体験】本人尋問はまず代理人(弁護士)からの主尋問から!
- 【モラハラ夫との離婚体験】なぜかいた傍聴席にモラハラ夫の家
離婚裁判(離婚訴訟)で本人尋問の主尋問が終わると、反対尋問です。
モラハラ夫は弁護士()代理人をつけない本人尋問をしているので予測ができません。
もちろん波乱の反対尋問となりました。
それはまた次回書きますね。
ムームーサーバー