【高校野球】21世紀枠って何?春の選抜と夏の甲子園の違いをわかりやすく解説!

【高校野球】21世紀枠って何?春の選抜と夏の甲子園の違いをわかりやすく解説! お得&トレンド
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高校野球といえば、春と夏に全国大会がありますよね。

どちらも全国の高校球児たちの夢の舞台となっています。

しかし、この2つの大会には、出場校の選考方法や試合形式、そして大会の意義などにさまざまな違いがあることをご存知でしょうか?

 に春のセンバツで採用される「21世紀枠」は、毎年注目を集める選考枠として話題になりますよね。

21世紀枠で選ばれる学校は、強豪校とは異なります。

今回は、高校野球の春・夏の違いや21世紀枠についてご紹介します。

【高校野球】21世紀枠って何?春の選抜と夏の甲子園の違いをわかりやすく解説!
  • 【高校野球】春の選抜と夏の甲子園の違いとは?大会ごとの特徴を比較!
  • 【高校野球】21世紀枠とは?高校野球で特別な選出方式の仕組み
  • 【高校野球】春の選抜出場校が選ばれる条件を解説
  • 春の選抜】21世紀枠の過去の出場校と実績!どんなチームが選ばれてきたのか?

筆者、アメトーークから高校野球にハマりました!

なので、高校野球に詳しくない人でもわかりやすく解説しています。

ぜひ最後までご覧ください!

【高校野球】春の選抜と夏の甲子園の違いとは?大会ごとの特徴を比較!

阪神甲子園球場の看板がある建物

高校野球の全国大会では、春と夏に開催されますよね。

一見同じような大会に見えますが、実は春と夏の大会にはそれぞれ特徴があります。

そこで比較してみました。

春と夏の大会の違い

春の選抜高校野球では、予選がありません。

秋の都道府県大会での成績は、あくまでも参考資料となります。

最終的には選考委員会の審議によって出場校が決まるんです。

出場枠
  • 一般
  • 明治神宮大会
  • 21世紀

一方夏の甲子園では、昨今気温が高く熱中症の危険性が問題になっています。

伝統ある「夏の甲子園」を守りつつ、選手が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが、今後の課題ですね。

【高校野球】21世紀枠とは?高校野球で特別な選出方式の仕組み

高校野球の春の選抜には、3つの枠があります。

この中の21世紀枠には、いくつかの選出理由があります。

選考理由
  • 部員が少ない
  • グラウンドなどの施設が十分でない
  • 学業と部活動の両立
  • 甲子園出場機会に恵まれていない
  • 地域への貢献
  • チームの姿勢が模範的

21世紀枠は「他校の模範となる学校」を選ぶ枠ですが、実際には不祥事を起こした学校もありました。

選考基準があいまいなこともあり、再考の余地があるかもしれません。

高校野球の春の選抜は全国の高校球児の憧れの舞台です。

だからこそ、できるだけ公平で納得のいく形で出場校が決まることが望ましいですね。

【高校野球】春の選抜出場校が選ばれる条件を解説

高校野球の春の選抜には、一般明治神宮大会21世紀の3つの枠があります。

一般とは、秋の都道府県大会の成績を参考に、審議委員会が選出する枠です。

2024年以降は、10地区で下記のような枠組みになっています。

地区枠組み

合計で32校が出場することになりますが、単純計算してもすべての都道府県から必ず1校が選ばれるわけではありません。

中国地方の枠は2校ですが、中国地方には鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県の5県があります。

したがって、5県のうち3県は選ばれないことになりますよね。

秋の大会で良い成績を残したのに選ばれなかった学校が出てきます。

なので「なぜこの学校が選ばれて、この学校が選ばれなかったのか?」と議論になることもあります。

明治神宮大会枠は、11月に行われる秋の地区大会で優勝した10校が行う大会で優勝した学校がある地区に1枠付与されます。

明治神宮大会で優勝した学校が、選ばれるとも限らないんです。

明治神宮大会で優勝した学校自身がセンバツに選ばれるかどうかは、最終的に選考委員会の判断に委ねられるのです。

【春の選抜】21世紀枠の過去の出場校と実績!どんなチームが選ばれてきたのか?

壁に飾ってある芝生に置いてある野球ボールの写真

高校野球の春の選抜での21世紀枠は、2001年に始まりました。

2024年大会までに、66校が出場しています。

成績順に並べました。

21世紀枠

2020年はコロナ禍で、春の選抜・夏の甲子園ともに中止になりました。

21世紀枠の特徴としては、震災や豪雨被害などで困難な状況にあった学校が選ばれることが多いですね。

過去の成績を見ると、21世紀枠のチームが上位に進むのは難しいようです。

強豪校と比べると、 部員数が少なかったり練習環境に制限があったりする学校が多く、戦力的に不利な点があるのは否めませんよね。

2025年大会は、2校が選ばれています。

2025年
  • 神奈川県立横浜清陵高等学校
  • 長崎県立壱岐高等学校

全国47都道府県のうち、まだ21世紀枠で選ばれたことがない府県が11府県あることも分かりました。

21世紀枠に選ばれたことがない府県
  • 群馬県
  • 埼玉県
  • 長野県
  • 京都府
  • 大阪府
  • 三重県
  • 奈良県
  • 岡山県
  • 広島県
  • 鳥取県
  • 福岡県

今後、この11府県から21世紀枠での選出があるのか、注目したいところです。

【高校野球】21世紀枠って何?春の選抜と夏の甲子園の違いをわかりやすく解説!

今回は、高校野球の春・夏の違いや21世紀枠についてご紹介しました。

  • 【高校野球】春の選抜は選考委員会が出場校を決定、夏の甲子園は地区大会優勝校が出場
  • 【高校野球】21世紀枠は、とは?高校野球で特別な選出方式の仕組み
  • 【高校野球】春の選抜出場校は秋の地区大会の成績が参考資料となり選考委員会でが選ばれる
  • 春の選抜】21世紀枠の過去の出場校で1番の成績は、沖縄県立宜野座高等学校と宮城県利府高等学校のベスト4!

高校野球は、青春が詰まっていますよね。

試合の勝ち負けだけでなく、それぞれの学校や地域が歩んできた物語があります。

勝っても負けても涙する姿は、忘れかけていた何かを思い出させてくれますよね。

2025年はどんな戦いが待っているのでしょうか。